∵ 小指の必要性について

ドンッ

鈍い音がした。
小指をぶつけた音がした。

「だぁぁぁあ!!」
「煩いわ!静かにせえ!」
「いってぇぇえ!何でこんなとこに机置いてんだよ!」
『ボッスンが置いたんじゃないか』
「う、うっせー!オレはこんなもの知らないぞ!」
「じゃあアンタもう小指失くしたらええねん」
「何さらっと怖いこと言ってんの!?」
『ジェイソン先生にお願いしよう』
「ちょっと!?」



小指の必要性について

──────────
ボッスンは畳に上がる時に上履き脱いでそのまま部室内歩きそう。



( prev : top : next )
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -