∵ 計画

椿とデージーとミモリン





「ウサミちゃんの好きなものですか?」
「ああ、君たちなら知っているかと思ってな」
「椿くんはウサミのストーカーなのだな」
「違う!僕をそんな低俗な奴らと一緒にするな」
「じゃあなんなんだ」

「その、ウサミはもうすぐ誕生日だろう」
「なるほど」
「ウサミちゃんは確か、にんじんが好きだったと思います」
「この前もカフェでにんじんケーキを食べていたな」
「そうか。ではケーキはにんじんケーキにするか」
「それなら家のシェフに頼みましょう」
「それはダメだ」
「何故ですか?」
「気持ちが伝わりにくいからとか言うのか」
「まあ、そんなところだ」
「では榛葉さんに作り方を教わったらどうだ?」
「なるほど…そうするか」
「まあ椿くんに作れるとは思えないが」
「なんだと!?」



──────────
椿とデージーの口調が似ててわかりづらいなあ

2011.11.25


( prev : top : next )
第4回BLove小説・漫画コンテスト応募作品募集中!
テーマ「推しとの恋」
- ナノ -