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アリ「ご、ごめんなさい…リグレット…『きっとそれは、私のもの、です。ほら、私には…ぴったり…合うはず……』あ、あれ…?(仮面を着けようとするが緩くて落ちてしまう)」


兵A「『お、おお…これはまさしく…この娘が…ぴったり……?』」


ヴ「『そ、それは見事にぴったりとシンデレラの顔にはまりました。そこに話を聞きつけた王子がやって来ます。』」


シ「それくらい手で抑えときなよ!『おお、これはまさしく昨日のお嬢さん。宜しければ、私と結婚して下さいませんか?』(手を差し伸べる)」


アリ「ま、前が見えない…です…『は、はい、喜んで……』(シンク王子と逆方向に向かって手を出す)」

シ「ばっ…こっちだよ!(無理矢理反転させて手を握る)」



兵B「『…お、おめでとう、シンデレラ!おめでとう、王子様!』(ヤケクソ)」


兵A「『お、王子様が結婚だ!めでたいぞ!おめでとう!』(同じくヤケクソ)」


リ「…もう何が何だか……(渇いた笑い浮かべたまま拍手)」


ア「何処からこんがらがったんだろうな…(無表情で拍手)」


デ「いやー、めでたいですねー!(一人自分に満足しながら拍手)」


ラ「最初の失敗はディストだと思うが……(投げやりな表情で拍手)」


シ「もう終わればどうでもいいよ……『ありがとう、みんな。シンデレラ、私が幸せにするよ。』」


アリ「アリエッタ…疲れた、です…『王子様、ありがとう、です。みんなも、ありがとう……』」



――パチパチパチ……



ヴ「『こうしてシンデレラは后となり、王子様と幸せに暮らしましたとさ。』うむ、良くやったぞ…みんな……(幕が下りる様子を見ながら感動)」





-end?-





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