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「もう、いいだろ
さっさと着替えろ…」
京介は先程の欲を打ち消すように着替えようと動き出したのだが天馬は京介のユニフォームを脱ごうとはしなかった。
「おい、どうした?」
「えっと…
もう少し着てたい…なって…」
「はっ?」
「だって…京介の匂いがする…から…」
すぅっと、確かめるように京介のユニフォームに顔を沈めていた。
「お前…誘ってんのか?」
「え?」
天馬の行動で先程打ち消したはずの欲がふつふつと沸き上がってくるのを感じた京介は天馬の胸ぐらを掴み引き寄せ鎖骨に噛みついた。
「いっ!
きょ、京介っ!?」
「お前が悪い…」
「意味わかんなっ、んんっ!!」
ちゅうっと吸い付くと赤い痕が残りそれを見て満足した京介は天馬の首筋に舌を這わせた。
「あっ、きょ、京介…
んんっ!や、やだぁ…」
「やじゃねぇだろ?なぁ、天馬…」
「やっ…耳だめ…」
耳元で優しく囁けば小さく身震いをする天馬が愛らしくもっと虐めたくなってしまう
「あぁ、天馬は耳よりこっちの方がいいもんな…?」
「んあっ!」
天馬をロッカーに押し付けユニフォームの上から小さく主張しだした胸の突起を摘まんだり押し潰したりして天馬の反応を楽しんでキスをした
ちゅっと触れるだけのキスから徐々にくちゅくちゅと舌を絡ませていくと苦しくなってきたのか天馬が顔を歪めてきた。
「天馬、平気か…?」
「んっ、んん…きょーすけ…はぁっ…」
口を離すとつぅっと銀色の糸を引き京介はペロッと天馬の唇を舐めると真っ赤になった天馬は虚ろな瞳で京介を見詰めていた。
「きょーすけ…」
「…悪い、天馬」
我慢の限界だと言わんばかりに京介は天馬の着ている自分のユニフォームをめくり上げ胸の突起に吸い付いた。