「よっ」 「あだっ、何すんのコラ!」 「おはようございまぁーす」 「あーっムカつく!三日三晩かけてじわじわとくたばれ!」 「だってちょうど叩きやすい高さに頭があったら、…なあ?つい一発バシッとさあ」 「じゃあ今ちょうど蹴飛ばしやすい位置に狩屋の太ももがあるんだけど」 「パンツ見えっぞー」 「うっせ!」 「おっと」 「よけてんじゃねーよ!」 「朝っぱらから元気だなーお前」 「ヘモグロビン撒き散らしてくたばれバ狩屋!」 「あ」 「え?あー!霧野先輩だ!うわーん霧野せんぱぁあい!」 「うわ、どうした」 「バ狩屋がいじめるんですぅ!」 「あってめえチクってんじゃねえよ!」 「狩屋…この前も言っただろ?もうちょっとこう素直に 「あーー!あーあー!」 …ガキかお前は」 「何のことだかサッッッパリですね!」 「よし、可愛い後輩にアドバイスをくれてやろう」 「え、狩屋撃退法ですか?」 「違う違う。あのな、………」 「……えっ、ヤダ…」 「そう言うなって」 「いいいや本当無理ですって、マジで!」 「(何コソコソ話してんだよあの二人…)」 「やるだけやってみ?な?」 「じゃあ…い、いっかいだけ」 「よしっ、行ってこい」 「…」 「…な、なんだよ、お、え、ちょ」 「…」 「待っ、なに、な、えっ」 「っあー、おもしろ…あ、神童オハヨー」 「ああ、おは…って、な、なに、なに、してるんだあの二人は!」 「狩屋にいじめられるって言われたから抱きついてみろって助言してみた。はー、もうマジ面白いわあいつら」 |