neta | ナノ
 
「ほっ」
「ぐお」
「なにしてるんスかー?」
「んんんぐぐあ」
「?」
「ぎぎぎぜぐ…おも…せなっ、せなか…寄りかかる、やめ……」
「えーっ、愛っスよ愛!」
「おもももやめお腹つぶれれれるううあ」
「ん」
「っはあ、何すんの!」
「スキンシップ!」
「あほか!三年前に死んだ爺ちゃんが川の向こうで手招きしてたわ!」
「いやあ、照れるっス」
「今照れる要素なかったよね」
「怒ってても可愛いっスね!」
「…」
「…?」
「…」
「あれっ、スルータイムっスか?」
「…」
「あーん」
「ひぎああああなななやめろやめなさいええええ!!ええええ!!」
「やっと構ってくれたっスね!」
「いや耳!ねえ、耳はさ!だめじゃないかな!破廉恥じゃないかな!」
「でも未遂っスよ。逃げられたんスから」
「逃げ切れてなかったら私の耳どうなってたの…食いちぎられるの…?」
「そんなグロいことしないっスよお、ただちょっと舐め
「黄瀬くんなんか嫌いだあああ!!!!」
えっ」
「…えっ?」
「……う」
「……えええええ!?泣っ、え、えええ!?いやあの、じょ、冗談!ねっ!さっきの嘘!」
「…じゃあおれのこと、好きなんすか」
「えっ」
「……」
「ああああ、うん、うん!好き!」
「よっしゃああああ俺も大好きっス!!」
「うわっあっあああああああ騙したなあああ!!今のなし!なし!」




黄瀬くん似ない…

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