誰かの隣【奏純】



事務所のシャッフルユニットで、とある新人ユニットのメンバーと奏が組むことになった。ステージが映っている映像をみながら、ああいい顔するなあとオレがニヤけてしまう。
これまで一緒にやってきて誰かの隣に立ったとしてもアイツは輝ける。そしてオレにも同じように輝けるのだろう。
アイツの隣にこれからも立つためにも。
「純哉さん、そろそろ出番ですー!」
「はい!今行きます!」
新人と一緒に笑っているシーンを横目に純哉は楽屋を出たのだった。



20211209





prev next








×
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -