甘いコーヒー【大人基緑】



※付き合ってます!



「お疲れ様、もう少しで終わりそう?」
緑川がコトンと湯気の立ったコーヒーを置いた。ヒロトは眼鏡を置いて目を瞑りながら、ありがとうとカップを口に持っていく。
「……いつもより甘くした?」
ヒロトがいうと緑川は首を傾げた。
「え、そんなことないはずだけど……ってンンッ!」
ヒロトは側に来た緑川を引き寄せてキスをした。苦いコーヒーの味が不思議と甘く感じた。
「甘いでしょ、でもこれで頑張れそうだよ」
背伸びをしてヒロトはデスクにあるパソコンに向かった。
ポカンとしてた緑川はだんだんと顔を真っ赤にさせて、ばーか!と言いながら自分の作業に戻っていったのだった。



20211004




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