※会話文・キャラ崩壊注意
「もーいくつ寝るとーしんがーきー」
「おい、やめろよ」
「おしょーがつにはもち食べてーだらだらしながらふとりましょー」
「おい」
「もーいくつねるーとバレンタインー」
「おっいい終わりかた…」
「溢れるくらいのチョコのりょうーはるやくんにはきゅうこんだー」
「!?」
「もーいくつねるーとはるやすみー」
「晴矢、一回休みだな」
「今いるところただのマスじゃねーか!?なんでアフロディの替え歌によって休みになるんだよ!!」
「貴様、アフロディが今止まったコマを見るんだな」
「…一人誰かを休みにできるだと…」
「アフロディはきみにさりげなくこの事を伝えるため、即興で替え歌をつくり歌ったんだ。流石だね」
「いやーそれほどでも…あるしこんなのちょちょいのちょいだよー!」
「べっつに普通に言っても傷つかねーし!つか、きゅうこんってなんだよ!きゅうこんって!」
「嬉しかったんだな晴矢」
「きゅうこんはね、あなたのチューリップの隣で咲きたいという意味と求婚がかかっているんだよー」
「ほう…なんとそこまで深い意味が…きゅうこんあげた人はよっぽど好きなんだな。なんだ、晴矢そんなに赤くなって照れているのか?」
「そ、そんなわけないだろ…!!」
「なーに?晴矢好きな人からきゅうこん貰うところ想像しちゃったの?」
「ば、ばか!つーか、チョコじゃなくきゅうこんあげるとかおかしいだろ!もうこの話はいいから、次!風介早くサイコロ振れよ!」
「まだその時期ではない。もう少しパワーを送らねば」
「もうすごろくあきた〜」
「お前ら…」
さて、とチャンスウはペンをケースにしまいノートと共に持って立ち上がった。
「皆さん、楽しそうなのは何よりで。私は冬休みの宿題も終わりましたしそろそろ寝ますね」
「「「!!」」」
「あの、チャンスウさま…」
「宿題見せませんよ。あなた方掃除も正月準備も手伝いもせず、遊んでばかりで私の堪忍袋も限界です」
「「「・・・・・・」」」
「それではおやすみなさい。明日から学校ですので、遅刻しないように」
ぱたんと戸を閉じる音が現実へと引き戻した。
ファイドラ年
20120103
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