まわりさかまさま



私はここにいるよって
あなたに伝えたはずでしょ
どうして見つけてくれないの
毎日が過ぎていくのが惜しくないの
あなたは何処か遠くを見ている
昔あなたは冒険家だった
ワクワクしている感情を回りに放っていた
消えてしまった
私は見ているだけで
楽しませてくれたのに

応援していたはずが
あなたをどんどん怒鳴った
おかしいな
いたくないっておもってる
なにがいたくないの?
唐突に買ってきた花火を
私は嘲笑った
子どもが楽しそうに
花火をしているパッケージ
色が繁雑に入り交じった花火たち
混ざり合わずにそのままで入れば綺麗だったよ

さよならも言わずに
何も知らずに

見つけられなかった自分を恨むよ










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