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エレンの悪夢




ミカ「エレン。私のアニに近付かないで」

エレ「……はい?」

ミカ「エレンはアニに無遠慮なボディタッチが多過ぎる。対人格闘の時間だから許されるものの、普通ならセクハラで訴えられるレベル」

エレ「や、そりゃだって、それが狙いでアニと組んでるんだから……はっ!」

ミカ「やはり……通りで最近、アニに絞め技の伝授ばかりをせがんでいると思った」

エレ「な、何だよ。だとしてもお前には関係ないだろ!」

ミカ「ある」

エレ「何だと?」

ミカ「アニは私の大切な嫁。彼女に下心を抱く輩は、例えエレンでも許し難い」

エレ「何……だと……!?」

アニ「エレン……」

エレ「アニ!?い、今ミカサがアニの事を自分の嫁だって……もちろん嘘だよな?」

アニ「エレン……ごめん」

エレ「!?」

ミカ「ごめんなさい、エレン。アニのありとあらゆる初めては全て私がコンプリート済み」

エレ「!!!??」

ミカ「責任を取って私がアニを嫁に貰う事になった」

アニ「そういう事なんだ。……許せ、エレン。アンタとはもう、会えない」

エレ「ちょ、ちょっと待てよ!何この急展開!?」

ミカ「あぁ、アニ……。エレンへの裏切り、その良心の呵責に苦しむ貴女を見ていたら、ヤリたくなって来てしまった」

エレ「何発情してんだよ!今訓練の真っ最中だぞ!?」

ミカ「食べていい?」

アニ「ったく……仕方ないね、アンタは」

エレ「な、アニまで……おい、待てって……!」



エレ「俺も混ぜろぉぉぉぉぉぉぉ!!!」ガバッ

エレ「……?」チュンチュン

エレ「ゆ、夢か。何つー恐ろしい夢……」

エレ「……」

エレ「ミカサの奴、まさかアニの事」



エレ「ミカサ。アニが可愛いからって、無理矢理襲ったりするなよ」

ミカ「安心して。私が襲いたいのは後にも先にもエレンだけ」




2013:6月拍手





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