元様は、一糸纏わぬ姿で手首だけを後ろ手にまとめられていた。

「イヤァァ!!やめ…!やめて三臣ぃッッ!!!」

ボロボロと零れる涙をシーツに吸わせ。

「元様は嘘つきなんですね?」

「アァアァァッッ!!!!痛いッ…イタイッッ!!解いてよぉっっ」

あいにく俺からは彼の表情は余り見えない。
何故なら

「こんなにダラダラ垂れ流してるのに?」

俯せて腰だけを高くあげた彼を後ろから深く貫いているから。

「いや、ぃやっ!オネガイ…三臣!」

「ほら、言えよ」

泣きっぱなしの元様。

「あんっ!擦っちゃだめぇ、ぁぁっあ」

「良すぎてぶっ飛びそうだって」

気遣う気なんて更々ない俺の腰使い。

深く捩込んで揺さ振る。
浅く引き抜いては勢いをつけて穿つ。
獣みたいなセックスだ。

「あ、あ、あ、あ、あ」

ガクガク揺さぶられている体からは意味の無い喘ぎ声だけが漏れる。
男を誘い込み淫らな蜜に塗れながら。

「三臣ィィ!!イッチャウ!!アァア!!イッチャウ」

「変態」

「ァァァアアアアッ」

あまりのキツイ締め付けに俺も中へと果てていた。



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