「おじゃましまぁーす」

勝手知ったるなんとやら、俺は三臣の家に上がると返事が無いのを不審に思いながらも部屋に入った。

「みつおみぃー?」

返事はやっぱりなかったけど、でっかい背中がベットの中にって…寝てる?

そっと覗き込んでみると三臣は難しい顔をして寝ていた。
まぁ、しょっちゅう来る俺としては珍しくない光景なんだけど。

構われないと嫌ってゆーか、悪戯しちゃうぞ!みたいな?

とりあえず買ってきたお菓子を冷蔵庫に入れて、雑誌はそこらへんに。

俺は上着を脱いでTシャツとGパンで三臣の横に潜り込む。
背中側じゃなくて奥の方、三臣の腕の中に。

「ただ潜り込むだけじゃ芸がない…な」

俺はGパンのベルトを緩めファスナーを下ろす。
シャツも少し乱れさせて、これで完璧!

「早く起きないかな」

向かい合って抱き着くと三臣は無意識に俺を抱き込んでくれた。
俺とは全然違う太くてでっかい腕。

太くてでっかい、か(笑

この腕に束縛される日が来るかと思うとドキドキしちゃう!
押さえつけられて無理矢理犯されたりして、いいと思わない?

Mじゃないつもりなんだけどなぁ、一応。



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