「すずちゃん聞いてよ〜!!!!酷いのよォ!!」

いつものようにチーム全員での飲み会中、ソレは凄まじい音で響いた。

「あの男ったら私を置いて逃げて…」

「ユエ、ドアは静かに開けろと何回言えば」

「あっらー!!我が愛しき君のもえちゃんじゃなぁーい!!!!いつ見てもワカァーイ!!」

「ユエ、一応、今集会中なんだから辞めた奴が出入りするんじゃない」

「えー!!アレ無しィー!!彼にも幻滅って感じだし、やっぱ私には此処が1番よねぇ!!」

「「…………」」

ユエ(本名不明)は三ヶ月前くらいまでうちのチームに居た親衛隊長(自称)だ。
まぁ他のチームの親衛隊と違う点は護るのは副長というトコなのだが。

性格は見ての通り。

外見は極めて可愛く、ロングの金茶はパーマでくりくりしているし肌は白く艶やか。
目は大きいが決して幼く見える事は無い、なかなかの美人である。

減点としては身長が170を超えている事と、不自然な声の低さだろうか。

そう、彼女は――――――――




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