「……………」

「……………」

なんでこうセックスの片付けって萎えるもんかね?
一気に冷めるカンジ。

二階でする時は大概炎が片付けてくれるけど…ココ店だし。
ぶっちゃけまだ営業時間だし。

俺の中の片付けだってまだなのに。

ン?垂れてこないかって?
あぁ、ティッシュ詰めてる。

イヤ、仕方なく。
あらかた拭いたんだけど奥で出された分が…

動く度に違和感が有るし

「………………」

「………………」

なんかムカついてきた。
後で躾直してヤル!!

「炎、後で…」

「萌黄君、愛してる」

「……っ!!」

申し訳ないみたいな炎の顔。
なんでかな、一般的にはその言葉には不似合いな表情なのにそれが俺らにはしっくりくる。

ゴメン、

俺も愛してる。

「中で出しやがって、随分うちのダーリンは躾がナッテルナァ?え?」

「…………!!」

「ミルクの代金払わなくっちゃ無銭飲食ダヨナ?」

「イヤ、お互い飲んだし…オアイコって事で!!!!わっ!!萌黄君!?」

ぎゅって抱き着いて顔を押し付ける。

「この身体で一生払えよ」





俺も、払うから。
一生愛してる事、許せよ。




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