「アハハハ!!まっさかー!!副長が鈴以外なんて冗談だろ!!」
あ、やべぇ。
心臓がなんかズキズキする、痛くて、キキタクナイ。
「ククッ、マサ、抱かれてるからって女みたいに思うなよ?俺は男だ」
副長ヤメテ
「叶わない恋に身を引き裂いてるカズの為に、お前の身代わり一回くらいなんてことねーよ」
――――――‥‥。
「……ハハ…何言って、そんなの鈴が…」
「許さないかもな、でもアイツは俺が生きてる限り俺の全てを許すよ」
まぁ、監禁、強姦は覚悟の上だけどーって副長は笑う。
「そっそんなの鈴が許すからって、ただの裏切りジャン!!」
「ソダナ、俺が好きなように、楽なように生きれば生きるほど炎は苦しむし傷つく」
「ワカッテルナラ…!!」
「解ってるなら大概にしたらどうだ?」
俺は胸が痛くてイタクテイタクテ、将之を助けなくちゃって思いながら
心の中で、ザマーミロって思ってた。
「カズはマサの事を本気で愛してるからこそ、こんな煮え切らない状態も受け入れてるダロ!?お前はそれに甘えてカズの気持ちを無下にしたんだ」
「…………………っ」
「好きにナレとは言わない、好きじゃないなら楽にシテヤレ」
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