「ちょっ!!萌黄君ってばナニしてんのさ!!」

「ナニしてた跡見せてんの」

「そんな下品な冗談いらないから早く隠してよ!!」

俺が虐められてんだか鈴を虐めたいんだか…多分後者だけど、まぢ勘弁。

副長はケタケタ笑いながら鈴にシーツでグルグル巻にされた。
…俺、居るの覚えてマスカネ?

「で?今度はどーしたんだよ」

副長は俯せにねっころがって肘ついて顔だけ上げる。
なんつーか色気、あんな。

そんな事フと考えてたら副長の上に鈴が覆いかぶさって背中にキス。

え?ナニ!?こんな甘ったるい雰囲気の中で俺(=邪魔者)しゃべんなきゃいけないわけ!?

「え、と…実は今日告られて…学校の女なんだけど」

「ふーん、オメデト。…んっ、炎、噛むな」

イヤイヤイヤ!!ちょっと二人とも!!何ソレ!!
えっ!!こないだ言ってた公開SEXまぢすんの!?

「気にすんな、続けろ」

気にすんなって…俺?続けろっつわれても。

「付き合う気は無いし、その女に告られたのも初めてじゃないっつーか俺マヂで出直しマショウカ?」

もーやだ、この二人絶対ヤル気だよ!!
鈴なんか副長に巻き付いてるシーツん中潜っちゃったし!!

「別に?俺は気になんないし。んで?」

待って副長!!俺が気になるんだけど!!




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