翌日、俺が起きたのが昼の2時過ぎ。

目が覚めると炎が土下座シテタ。

「スイマセンデシタ」

何が?つーかいつから土下座してたのお前。

「おっ俺、昨日萌黄君の体気遣いもせずに…」

あー、アレ。
からかってやろうと俺は体を起こそうとした、

「…………っ!!!!」

激痛。

つーか声もでねーのな?
そーいや昨日途中から記憶ねーし、気ぃ失ってからも無理矢理突っ込んでたワケ?

俺ってば愛されてるね。

なんて許すと思うなよ?

どうしてやろうかな、躾ってのは甘くしてると後々大変だから。
一日中シカト?
泣いて傷付いたフリ?

そんなんじゃ物足りない。

俺性格ワリィの(笑

「・・・・ぇ、ん」

喉ガラガラで情けねぇ声しか出ないのがまたイイ感じに炎の眉を下げさせる。
オイデってしたら水を持ってきてくれた。

水飲んだらちょっとはマシ。だけど少しきつそうに笑うと炎が泣きそうに見る。

「ごめん、俺キレると何するか…わかんなくて」

知ってる。昨日のなんかまだまだキレてないほうだ。

でももいっこ知ってる。

俺は力振り絞って炎の顔に手を添えた。
すぐに炎の手が支えてくれて俺はヨシヨシと撫でてやる。

「・・・バカ」

知ってるよ、
お前が俺のコトでしかキレねぇって。

「萌黄君」
「ふっ、んむぅ」

ドロドロに甘いキス。

ホント、俺もバカ。




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