ドゴォッッッ!!!!!!

鳩尾にスッゲェ普通に蹴り込まれて俺は土下座体勢。マヂぎりぎりで胃の中のもんはキープ!!
イヤ、ニーサンまぢに気持ちは包み隠しなしでOKだけどさ?胃の中身は双子でもプライベートゾーンだろ?

「何の嫌がらせだテメェ」

コッチノセリフダ…

「スゲースゲースゲー気色悪い話しオマエが可愛く見える」

「眼科行けよマヂニ」

将之の眉間に皺がまた一本増える。
あーマヂギレ寸前だ。

「オマエ以外に勃つ気がシネェ」

握り絞めた拳をブルブル震わせて将之は俺を睨む。
殴られっだろーなー、て、真っすぐ見てたら将之が頭抱え込んで俺の前にヘタリこんだ。

「どーしたんだよ和雅」

「…ホント、どーしたんだろーなー」

へこんだみたいな将之の声がキタ。
怒られる方がイイヨ。
困らせたいんじゃネーんだ。

でも今更「嘘だよバーカ」なんて言えねぇよ。
お前がソレを望んでるって知ってても。

「和雅」

「スキダヨ将之」

顔、上げろよ。

「将之が信じてくんねーならそれでもイイヨ」

なんだ。泣いてねーのか。カァチャンの大事なティーカップ割った時以来じゃね?そんな困った顔。

「かず」
「二度ト話カケンナ」

優しくすんな。
視界に入んな。

だって、じゃねーと。



タマンネェヨ。




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