奴はチンコと一緒に手まで挿れやがったのだ。

「中ぐしょぐしょだけど意外に狭いね」

狭いね、じゃない!
お前が挿れすぎなんだよ!
内臓が圧迫される。
前立腺も押し潰される。
お前が、中にいる。

「あ゛ぁ!ぁ゛?あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛っ?」

俺、崩壊。

五本の指が俺の中をうごめく。
俺は叫ぶ。
炎は笑う。

狂暴な炎が腰を動かし始めて俺は情けない話泣いた。
裂けそうなのに気持ち良すぎて、俺は怖くって泣いた。

「ごめんね、萌黄君」

やめる気がないくせに炎は申し訳なさそうに笑う。
謝ってる最中ですら絶えず攻められているのに。

「怒られるだろうけど、俺はチームより萌黄君が大事なんだよ」

何もわかんなくなって炎にしがみついた。

「萌黄君の為に強くなったんだから」

俺の涙が炎を濡らす。

「この体は萌黄君の為にあるんだよ」

何もわかんねぇ。
言われてる意味も、

この快感も。

「愛してる」

………。
あぁ、うん。

意識を落とす寸前、聞こえた声は
いつもと同じだった気がする。

俺も、愛してる。
何されたって…お前なら。




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