炎の首にしがみついて、俺は腰を上下させた。
濡れてないお互いの息子は乱暴に擦れあい、痛みをともなって俺を喜ばせる。
「萌黄君かわい」
ぎゅうぎゅう俺を抱きしめる炎。
きつく抱きしめられるたびに俺は先走りを垂れ流した。
可哀相な俺の息子。
泣かされてばっかだな?
押し付けるみたいに腰を動かせば炎は軽く息を詰めて俺の尻を両手で掴んだ。
「はっ、アァ、アッ!」
炎の腹と、息子と、俺の腹と、息子と、
もうわけわかんないぐらいぐちゃぐちゃ。
でも気持ち良すぎて腰が止まんない。
「炎の硬いッッアァ、キモチ…イッ!」
「萌黄君のお腹すべすべで俺…堪んない」
「ハァッン!アァ!出して…俺に、お前、チョーダイッッン」
ベタベタにしてくれ。
お前の熱で構わないなら、俺を汚してくれないか?
中でも指でも、皮膚の上からでさえ…お前を感じていたいんだ。
もちろん、この敏感な舌でさえも。
お前を、味わいたい。
「舌、出せよ」
切羽詰まった俺が迫る。
「ん」
「んんんっ」
チンポしゃぶるみたいに炎の舌をくわえて、思いきり吸い付く。
全部欲しい、お前の、愛情と欲望、全部。
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