「んで?俺らんとこに泣き付きに来たって?」

副長は聞いてんだか聞いてないんだかわかんない態度で珈琲を口に含む。
いや、まぢ頼る人がいなかったんですって!!俺ホモの知り合いなんてあんまいねーし!!

「好きだって分かってんだったらさっさと告って振られてこいよ」

まったくもってお前には相談してねーのに鈴のが興味深々で聞いてやがるし!!っつか!

「鈴じゃねーんだから振られねぇよ!!」

「炎煽るな、カズも変態相手にしてっとさらに変態になるぞ」

えっと…俺、変態確定?
仮にもその変態アンタの彼氏なんだけど。

「副長達ってまぢに付き合ってんの?つーか副長が鈴のどこに惹かれたんかまぢに謎…」

「失礼なっ!!俺と萌黄君は超ラブラブ「ポチのでかさと持久力」

「「・・・・・・」」

いや、そんなさも当たり前みたいに言われたら俺もさすがに横目で鈴見ちゃうよ?








うっわ!!見なきゃよかった!!!!デケェ図体でいじけんなキモチワリィ!!!!!!

「真に受けンナヨ」

副長なんでそんな嬉しそうに虐めてんすかね?これか?噂のSってやつは…

「ほら来いよ炎」

忠犬がいるよココ。
お手とかしそーな勢いの。

そしてあんたらはちっとは人目を気にしろ!!
恋に悩んでるいたいけな子羊ほっぽいてキスしてんなよ!!

「こーゆーコトしたいわけ?マサと」

俺が口を開く前に副長が俺を見る。
射ぬくみたいな真剣な瞳。




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