此処は四神の中でも抗争の少ない南区。
ある日そんな『炎天烈火』に今までにない事件が降り懸かろうとしていた。
PM8:00
お店の定休日である水曜は、決まって集会(という名の飲み会)
全員強制参加ってわけじゃないけど何故かフルメンバーで乾杯。
俺としては萌黄が笑っててくれればなんでもよし!!
「炎、カンパリオレンジ作って」
「はいっv」
そう!!例え俺は酒を作る側で飲み会に参加できなくとも……!!!!
「鈴よえー!!チョー尻敷かれてんじゃん」
「マヂだっせー!!」
「黙れタマゴ頭!!!!」
ちなみに鈴ってのは俺の事、鈴鳴炎って名前だからね。
タマゴ頭はうちの特攻隊の双子。
半人前だから二人で一人分の特攻隊隊長サン(笑
頭の形が綺麗すぎてタマゴに見える(名付け親は萌黄君)
「副長ぉーvこんなノッポほっといて俺ら二人とイイコトしよーよー」
「俺らその馬鹿よりいい動きするよ〜?」
俺のチームは俺らの恋愛の1番のよき理解者であり、1番の憎き恋敵だ!!!!
みんな萌黄君にメロメロだからねっ!!!!
「フンッ…炎がでけぇのは身長だけじゃねーぞ」
フフフン♪そうそう!!
って!!萌黄クンッ!?何サラっと言っちゃってんの!?
「「まじで!!!?」」
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