球技大会2




そして、みんな体育館に集まった。

途中、伊月先輩とか日向先輩とかに合ったけど、やっぱ負けられないみたいで、宣戦布告されてしまった。


「先輩たちやる気だったね」

「冗談じゃねぇ!ぜってぇ負けねえ。」


何だかんだで火神もやる気なんだよね。…まあ、良いことなんじゃないかな、とは思うけど。

「…だそうですよ」

「はい?」

「…は?」

突然黒子に話しをふられたが、全く聞いていなかった私と火神。

そんな私たちに黒子は呆れたように、


「…先生の話し、聞いてなかったんですか?」

と、少々毒を持った声で言われてしまった。

「ごめん」

「はあ。…まあ良いです。今回のドッジボール、男女混合だそうですよ」

「え…」


それはまるで私もには死刑宣告のようにも聞こえた。

ただでさえドッジボールは容赦なく強いボールが来るから嫌いなのだ。それでもまだ女子同士なら許せる。強いボールを放って来るコは少ないから。


そ れ が 。
男子!?
冗談じゃない。私のか弱い骨が折れてしまったらどうしてくれるのだ。


「大丈夫ですよ。か弱いなんて言葉が似合わないなまえさんの骨が折れる訳無いじゃないですか。」

優しく微笑む黒子。
だがしかし、言ってることがえげつないのは気のせいだろうか。

「…って言うか、何!?読心術!?」

「まさか。なまえさんが解りやすいだけです」

「おい、やべーぞ!一回戦、伊月先輩とだ!」


なんということ!
一回戦目から先輩と当たってしまうとは…。



「ついてない…。」




さて、ここは何がなんでも



「勝ちにいくぞ!」






その気合いの入った言葉を言った火神は皮肉にもバスケの試合よりやる気に見えた…ような気がした。









球技大会
(そして誰もいなくなった(コート上に))
(…まだいますよ)




_______オマケ。

「あ、でもさ。これ黒子くんいれば勝てるんじゃない?」

「はあ?なんでだよ」

「ああ、そういうことですか。確かに出来ますよミスディレクション。」

「そうか!その手があったか!」

「おい!そこの悪巧みしてるなまえ、火神、黒子!」

「わっ!伊月せんぱい…」

「こっちにも鷲の目があること忘れんなよ!…はっ!ワシのめは鷲の目…キタコレ!」

「寒っ!」

「先輩の場合…鷲の目ってより…」

「ダジャレの方が恐ろしいですよね」









_________

久しぶりに紫原じゃない夢。

しかし思い切りギャグに走っちゃった(`∀´;)


この前私の学校でも球技大会あったんで(しかもドッジボール)。

私もドッジボール大嫌いです←
今回は男女別々だったんですが、前回のドッジボールが友達曰く男女混合だったらしく(私は覚えて無い)、そんなん絶対無理だわイジメすぎだわと思って書きましたね←


ドッジボールでは黒子はある意味最強だと思う←

ドッジボール嫌すぎて友達とずっとミスディレクション使いたいって話ししてました(笑)