「知念!知念!聞いて!」

「…ぬーがよ」
(…何だよ)

「あ、間違った!聞いてじゃなくて教えて!木手くんの好きなタイプってどんな子!?」

「永四郎の…?」









!!









 
「何で急にそんなくとぅ聞くんやっさー」
(何で急にそんな事聞くんだ)

「好きになったから。」

「…永四郎の好きなタイプ…」

「聞いた事ある?」

「…頭の回転が速い子」

「マジか」

「しんけんさ」
(マジだ)

「私、木手くんの彼女狙えるかな」

「65+76は?」

「…」

「無理」

うぉぉぉぉぉい!!即答か!諦めんなよ!!私の学力諦めんなよ!!もっと上目指せるって!!」

「次のテストでちばりよー」
(次のテストで頑張れ)

「そ、そうだね。テストでいい点取れば、木手くんも私の存在を知ってくれるかもしれないし」

「…話しちゃんくとぅねーらん?」
(話した事ないのか?)
「ないよ。ただいつも見てる」

「気持ち悪ッ」

うぉぉぉぉぉい!!違うよ!?ストーカーじみた事じゃなくて!純粋に!目に映るから!!」

「しかんだ」
(びっくりした)

「こっちの台詞だ」

「で、聞きのみぐさーいくとぅはだぁやっさー?」
(で、聞きたい事はそれだけか)

「うん。聞きたい事はそれだけなんだけど、ちょっと知念に勉強教わりたくてさ…」

「足し算から教えるのは嫌だ」

うぉぉぉぉぉい!!意地悪言うなよ!!親友だろ!」

「…まさか、じゅんに足し算から教わるじらーやったんぬか?」
(まさか、本当に足し算から教わるつもりだったのか?)






END.

********************

「木手くんからOK貰えた!」
「しんけんか」
「マジ」
「…あさきみよー」

「頭の回転が速い」≠「頭が良い」
と信じて止まない私は馬鹿。
翻訳サイトさま、いつもお世話になってます。
が、絶対間違えているようでならない。

 


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