彼が彼女で、以下略
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「…」
「…」

無言でお互いを見つめ合う。
さっきからずっとこの状態、正座をしている私の足はもうそろそろ限界である。

「……ねえ」

私がそう呼びかけると、目の前にいる"私"が返事をする。

「なんだ」

スカートを穿いているのにも関わらず胡坐をかいて、こちらを見てくる"私"。

「どうしよう。これ」
「そうだな」
「戻れなかったらどうしよう、ねえ、」
「ふむ…私は別にこのままでm「よくないからあ!!!」

怒鳴る私を無視してなまえは意外と胸があるのだな。
などと言いながら、自分の胸を触る私。の中にいるサタン。そんなサタンの体には私が。
そう、何故だか分からないがいつの間にか私とサタンの体は入れ替わってしまっていたのだ

それからというもの、サタンは私の体で遊び始め、さっきなんか服を脱ごうとしていた。
こんなとこ見られたら私が変態扱いされてしまう。


「なまえ」
「…なに」
「私の体はどうだ?触ってもいいのだぞ?」
「私変態じゃないので」
「遠慮するな!」

そう言い、サタンは私の手を掴み体のアソコに手を当てさせる。
私も突然だったので無意識にソレをぎゅっと掴んでしまい、顔が一気に湯気が出そうなほど熱くなる

「なんでよりによってそこなんだよおおおおおお!!!」
「ぐはっ!!」

思いっきりサタンを殴る。自分の体だけどこの際気にしない

「もうやだ最低サタンのアホ」
「ぐっ…!さすが私の体、なんという力だ…!」
「うぜえ」

倒れてるサタンをげしげしと蹴る。
…というか、他の人から見ればサタンが私をいじめてるようにしか見えない
これだと私がマゾだと思われてしまうだろうか、それはまずい

「…とりあえず、こんなとこにいて誰かに見られてもあれだし私の家に行こう」
「なに!?まさかこのまま私と…!」
「何考えてるのか知らないけどとにかく歩けオラ」
「なまえ、口が悪くなってるぞ」

そりゃ口も悪くなる。
はぁ、早く元に戻ってゆっくりとお風呂に入りたい…!






「……な、なんだ、今の」

最初からずっとシェゾが見てたことは二人とも知らない





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つ づ か な い
お題配布元「確かに恋だった」


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