ランボVS.レヴィ・ア・タン(3/5)

 


   ザッ



動きはじめたのはレヴィだ。



   ガッ



「ぴゃっ」



ランボを殴り飛ばす。



   ダッ



そして休むことなく再び走り



   ゴッ  ガンッ



叩き落とす。



「消えろ…」



背中にしょっている傘を一本手にとり、振りかざす。



「や やべえ!!」

「ランボ!逃げろ!!」



少年達が焦りはじめる。

しかしランボは「うわあぁあ!!!」と泣きながら、バズーカをとりだし、あろうことか、自分の頭にむけている。



   ビュッ



すかさずレヴィも攻撃に入ったが



   ドガンッ



ランボがバズーカを自射する方が早かった。

サーキットがその爆煙で覆われる。



「……」

「!」



しかし、雨なので煙が晴れるのも早かった。



「やれやれ」



モクモク と煙が立ち去る中



「ギョウザが 最後の晩餐になるとは……」



姿を現したのは



「大人ランボ!!!」



ゆるふわパーマの髪型に牛柄シャツをきて右手には箸でギョウザを摘んでいる、セクシー路線な若い男の人。



「!?」



「ゔお゙ぉい!! 何だ ありゃあ!?
 部外者が いるぜぇ!!」



スクアーロが我々が思っていたことを代弁して、叫ぶ。
いや本当…隣で叫ばないでよ。バカアーロ!



「いいえ 彼は 10年バズーカにより 召喚されたリング保持者の 10年後の姿です
 よって彼を候補者と認め 勝負を続行します」



「へーー面白いじゃん」

「初めて見たよ」

『……10年バズーカ…』


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