あいしてるだけ

嗚呼、壊してしまいたい
この馬鹿げた茶番劇を、誰か終わらせてくれ




たまにふと思う

いつも笑顔でオレに向ってくるお前を、血に染めてやりたい、と
その笑顔を、オレに対する恐怖で彩らせてみたい、と

後ろから不意をついて自由を奪い
抵抗も出来ない位切って切って切って

お前の血で染まったお前
絶望の色を彩るお前

そんなお前の血で染まったこの手でお前の頬を撫でて

「タスケテホシイ?」

そう問いかけてやる

問い掛けるけどきっとお前はその気高い心を失いはしない
そんなお前をアイシテルのだから簡単に失われても困るけど

だけど、オレはそれを徐々に壊していくんだ
気高いお前がオレだけに弱みを見せた時、
その時こそオレの欲望は満たされる

そこまでイったら後は簡単

「タスケテホシイ?」

「…ハイ」

ほぅら

もう抵抗する力なんて残っていない

「ソウイウトキハナンテイウンダッケ?」

ツツ…、と頬にナイフをあててやるとすぐに血が滲み、伝い流れていく
それを綺麗に舐めとって、ニコリと笑ってみせる

お前は言う
オレが何年もかけて教え込んだ言葉を
オレの至上の私服を与えてくれる言葉を
オレのために



…さあ、



「…まだ、こんな茶番続けるの?」
「!」


……、ハハ、いいよ
流石オレの女だ
…面白ぇ…



ザクゥッ!!

「うっ!?」

すらりと出る白い太腿に思い切りナイフを刺してやると、小さくうめき声をあげた


…もう、オレに逆らう気力なんて残ってないと思ってたんだけどなー
やっぱ最高だよ、この女は

「…もう、5年は経つよ…っもう、良いでしょう?」
「こんな事しても意味ない…私は貴方の人形にはならない」
「…こんな、茶番……」


失う事の無い強き光を宿した瞳…
いつか、オレだけのものにしてやるよ
…あいしてるぜ?


「…アイシテル」












他の奴を想うお前を、お前の為に我慢するオレが居る世界と、
オレがオレのために素直にお前をアイスル、そんな世界

心からの笑顔を魅せるお前と
悲しそうな目で、滅多に口をきかないお前




…どちらが茶番劇?
オレは、


オレの望みは…







…オレはただ、






ただ、お前をあいしてるだけなんだ




「…愛してる」








゚*゚+.゚゚+.゚☆*゚*゚*゚+.゚゚+.゚☆*゚*゚*゚+.゚゚+.゚☆*゚*

意味不明でごめんなさいいいぃいぃぃぃいぃぃぃぃい
なんか衝動で書いたものです←

ベル→千夏様→←また違う誰か
こんな感じ。
っても、名前変換一回も出てこなかったけどねっ^ω^

あいしてる
愛してる
アイシテル

変換によって大分印象が変わると想いませんか?
…っていう話ですよ今回のは((はい意味不明ー


まあふいんき(何故か変換できry)ですよ。


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