■居住区

生前、特に悪い行いをしたわけでもない魂が入れられる地区。見た目は現世の『街』そのまま。
住人が死者であること以外は現世と同じなので、のんびり暮らしている者もいれば店を営む者もいる。

治安維持のため、公安部の死神が時々パトロールを行っている模様。



■監獄区

生前の行いが悪くて罰を受けるべきと判断された魂や、居住区で何か悪いことをした死者が入れられる地区。高い塀に囲まれ、居住区とは隔離されている。それぞれの罪の重さによって収容期間は異なり、収容期間を終えれば居住区に移されるが、途中で脱走しようとすると収容期間はどんどん延びていく。



■死神

ギラティナに仕えて『あの世』を管理する者たちのこと。
居住区や監獄区の治安維持をする『公安部』と、現世に赴いて魂を回収する『実務部』に分かれる。

生きているうちに何らかの理由でこちらの世界に迷い込んでしまった者、元々は普通の死者だったが志願して死神になった者、など境遇は様々。

死神になると輪廻転生のサイクルから外れた存在となる為、死神でいる間は生まれ変わる事が出来ない。

・公安部

治安維持の為の部門で、現世で言う警察官のようなもの。居住区担当と監獄区担当に分かれる。

居住区担当は居住区で問題が起きていないかパトロールするのが主な仕事。新しくやって来た死者の案内などの事務的な仕事もします。
基本的に平和。

監獄区担当は監獄区の罪人が脱走しないよう見張るのが仕事なので、罪人達と本気で鬼ごっこを繰り広げることもしばしば。


・実務部

現世に赴いて死亡予定者を迎えに行く部門。一般的な『死神』のイメージに一番近い。
魂の回収方法や能力等は個人によって異なるが、サボっていると罰則があるのは皆同じ。