概要
何でも請け負うお店「咲楽屋」の主、神代咲楽は変わり者
大きな一軒家に悠々自適に住んでいて従業員は子供二人
報酬は必ず仕事が終わった後に請求で、払う物は必ずしもお金とは限らない
相棒はぼろっちい釣り竿、でも釣りは下手
そんな咲楽とそこに住む「妖」や「人間」の奇妙な日常
人間の世界に妖が入り込んできたのは何時頃だろうか
交わる筈の無い人間と妖
それだというのに気付いたら彼らは人間と共に生きていた
そして、いつしか妖は人間より上に立とうと害を為そうとした
人間はそれを科学の力を持って止めようとした
それから起きた戦争には戦争を止めるきっかけを作った英雄から「黒龍戦」と名付けられ、長い間戦いは続けられた
勝ったのは人間で、負けたのは妖
勝利を導いた人間が漆黒の髪を持つ、龍神のような佇まいをしていたというが詳しい事は殆どの者が忘れている
以降人間は妖を私物化し、奴隷のように扱っているという
これは十数年前に起きたおはなし