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アガットとジャズ(創作メモ

2016/12/19



「っざけんな!!お前らが片付けられねえから俺がやったんだろうが!!何が手柄独占だよ!!そう思うんなら手前ェらでやれってんだよ!!お前らがちゃんとやれば俺が出る必要なんてねえんだよ!!子供相手にみっともねえ!!大体俺だって本当にやりたいことがあるってのに・・・!!」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・聞いてたよね?」
「う、うん」
「・・・マジか〜、誰もいないって思ってたのに」
「い、いや、そのあの、ごめん」
「まさかジャスティンがいるなんてな」
「・・・アガットも怒るんだ」
「え?そりゃ怒るさ。ただ、上手く隠していただけ。今この瞬間まで」
「うっ、いや、でも安心したって言うか、何でもそつなくクールにしているイメージだけど親近感わいた」
「親近感?今のを見て?」
「うん、だってあれは僕もムカついたし・・・なのに怒らないから何も興味ないのかと思っちゃって、でも違うんだね」
「そりゃあね。だけどあの場で怒ったところで何も変わらないし」
「・・・僕も君のこと勘違いしていた」
「?」
「嫌な態度をとってごめん」
「いやそれは別にいい。むしろ今現在この時見たものを忘れてくれた方が」
「それは無理かも」
「即答だよ」
「だって、折角仲良くなれるかもしれないのに」
「は?」
「図々しいのはわかっている。でも、改めて仲良くしてもらえないだろうか」
「はい?」
「今、アガットの本音を聞けてよかったと思う。ヒトは色んな考えを持っていて当たり前だとわかっていたはずなのに、わかってなかった。医師を目指すものとして恥ずかしい」
「・・・」
「経緯はどうあれそれを気づかせてくれたアガットには感謝しているし、もっと色々話がしたい」
「・・・」
「だ、駄目だろうか」
「なんていうか・・・ジャスティンって面白いな」
「え!?」
「いやだってあれ聞いて友人になりたいなんて想像できないわ」
「変かな」
「変だよ」
「そっか」
「そう」
「・・・ふふふ」
「はは、そっか」
「?」
「なんでもない。・・・じゃあ、改めまして友人としてよろしく、ジャスティン」
「・・・!うん!」
「あ、そうだ、ジャズって呼んでもいい?」
「もちろん!ニックネームつけられるなんてはじめてだ」






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