新・旧大将で別れ話
夢主→クザン

「あのぉ、クザンさん・・・」
「なに?」
「別れたいなぁ、なんて、言ったらどうします?」
「なに、別れたいわけ?」
「・・・はい。」
「いいよ。お前が殺されてくれんならね。」
「・・・いつ?」
「今。」
「誰に?」
「おれに。」
「ここで?」
「ここで。」
「・・・・・・やっぱり、今のなしで。」
「どっちよ一体・・・まぁいいや。コーヒーお願い。」
「はい。」


クザン→夢主

「別れようか。」
「・・・えっと、あの・・・理由をお聞きしても?」
「理由が必要か?」
「まあ、はい。」
「なんとなくだ。」
「・・・そうですか。わかりました。コーヒーでも淹れてきますね。少し、落ち着きたいので。」
「おれのもお願い。」
「はい。とびきり効くやつ、入れてきますね。」


夢主→ボルサリーノ

「もう一度言ってごらん〜・・・?」
「わ、かれてっ、くだ、さい!」
「オォ〜その度胸に免じてェ・・・今すぐに謝れば許してやるよォ〜・・・?」
「ひっ、い、いえ!自分はもうボルサリーノさんを愛せませんん゛ッ!!?あ゛っ、足っ、足がっ、穴ッ!」
「オ〜かわいそうに〜・・・下手に避けるからだよォ〜?まったくゥ、すぐに持ち運びやすいよう、加工してやるからねェ・・・?」
「ぃやだぁああっ・・・!!」


ボルサリーノ→夢主

「わっしはそろそろ、この関係を精算してェと思ってんだけど〜・・・ん〜その顔向けられちゃうとねェ、そっちにその気がないのはわかるよね〜・・・。」
「別れる、ということでしょうか?」
「別れるってェのは事実だけどォ、そうすると〜・・・オ〜わっしはいつもその銃口を意識して過ごすことになるんだよねェ〜?」
「特注品です。」
「だよね〜・・・?なら暫くはこのままが楽だねェ・・・。ごめんねェ動揺させて。」


夢主→サカズキ

「サカズキ大将実は折り入ってお話が。」
「なんじゃァ。」
「・・・別れていただきたくないです大変申し訳御座いませんでした。」
「くだらん冗談言う暇があるんなら書類の一枚でも片付けんかい。」
「はい・・・あの、その書類が熱で溶けて・・・あぁっ、」


サカズキ→夢主

「別れる・・・ですか。」
「不服か。」
「はい。」
「・・・そうか。」
「最期に、しませんか?そしたら、サカズキ大将のこと、もう二度と見ませんから。」
「・・・わかった。」
「ありがとうございます。忘れられないような最期にしますね。」


夢主→イッショウ

「っ、かはっ、あ、ああ゛っ・・・!」
「そりゃあねェでしょう・・・今更、あっしの手ェ離すおつもりで?」
「ごめっ、い゛っ、ごめんなさい!!最近触れ合うことが少なくなってきたから飽きられたのかと・・・!」
「・・・あっしがですかい?そりゃあ申し訳ねェことを・・・!言われてみりゃあ確かにそうでござんすね・・・とんだ勘違いをさせちまったようで。あっしは変わらず、想っていやすよ。」
「げほっ、ぉえっ、は、ぎもぢわる、中身でそ・・・う、」
「しっかりしてくだせェ、あっしが悪うござんした。もう二度と、不安にさせるようなことはいたしませんからね。」


イッショウ→夢主

「用済み、ということですか。」
「そんなこたァありやせんが、ただ、あっしにはあんたさんの愛が重すぎやす。」
「愛が、重い?」
「ッ、あっしの杖から、手を離してくれやせんか。」
「愛が重い・・・自分の愛が苦痛、ということですか。」
「あっしはただ、そんな、苦痛とまでは、」
「もういい。何も聞きたくない。」