無題




(訓練後のシャワールームにて)

ジャック
「……アルベルト髪の洗い方雑じゃね?」

アルベルト
「あ? 何が、洗えてんだろ」

フェルディオ
「いや犬の方がもちょっと丁寧に洗って貰ってますよ……それほとんど泡付いてないじゃないですか……」

ジャック
「それでよくサラサラになるよなー何食ったらそうなんの」

ダンテ
「女か」

アルベルト
「おいダンテ入って来んなややこしくなる」

ジャック
「そうだぞ女食ってサラサラになるなら俺は何でこんな癖毛大爆発なんだよ!!」

フェルディオ
「呪いじゃない?」

ジャック
「呪われてねーし! つーかそれならサシャ隊長はどうなるんだよその仮説ならあんなキューティクルの権化みたいな髪 百人斬りはしないと手に入らな、」

サシャ
「みんなお疲れ様!」

ジャック
「ばああああああああ」

ーーーー

サシャ
「えっ!? 何!? ゴメンね!? 僕男だよ!!」

ダンテ
「待て待て待て散らかってる」

ジャック
「急に入って来ないでサシャ隊長ううう」

フェルディオ
「ええ……マジ泣きじゃん……」

アルベルト
「お疲れ様です。ジャックは放っといて下さい、サシャ隊長の悪口言ってただけですから」

ジャック
「違う!!」

サシャ
「あ、それでビックリしたの? 良かったぁまた女性に間違われてパニックになったのかと……」

フェルディオ
「そんなに間違われ、……る、な……仕方ないなコレは……」

サシャ
「この前もジムでシャワールーム入ったら叫び声上げられちゃってね。その場ですぐにズボン脱いで証明したから事なきを得たけど」

ダンテ
「得られてないですねソレ」

アルベルト
「事起こりまくってますよ」


ーーー


サシャ
「それで何の話をしてたの?」

フェルディオ
「いや、アルベルトさんがですね、スゴい雑な荒い方するのに髪傷んでないなーって話をしてて、その流れでサラツヤ髪代表のサシャ隊長の名前が出て……」

サシャ
「さ、サラツヤ……かなぁ? 髪型のせいもあると思うけど……でもほとんどコレのお陰だよ、スッゴく僕の髪質に合っててね、」

ジャック
「スゲェそのシャンプー俺使ってるのと一緒!」

フェルディオ
「嘘じゃん」

ジャック
「嘘 じ ゃ な い け ど ? ! 」

ダンテ
「お前絶対それ使ってるってSNSに載せるなよ大炎上するぞ」

サシャ
「でもこのシャンプー癖強くてね、合わない人は合わないんだって。前リュディガーに貸したら前髪針金みたくなって夢に出るくらい怒られたら」

ジャック
「何それスゲェ見たい」


ーー





ジャン
「アルベルト? ああアイツ髪洗うの雑なのは昔からだよ、頭皮性感帯だから自分でもあんま触りたくないみた

アルベルト
ジャン。ジャン







[ 7/7 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -