- ナノ -


日蝕

いつもにっこり
そんなきみが

そのひいちにち
うつむいていた

しんぱいで
しんぱいで
でもぼくは
ゆうきがなくて
こえを
かけられなくて

つぎのひきみは
きのうなんて
なかったように
わらっていた

きみになにが
あったのだろう
まるでたいよう
みたいなきみに







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