- ナノ -
扉一枚
きづいていた
とびらのむこうに
いまとちがうせかい
あることには
ふみだせなかった
とびらのむこうが
どうなっているのか
わからなかったから
かぎなんてない
とびらをあけるのは
このりょうて
わかっていた
いつだって
とびらのむこうへ
とびだすことは
できるのだと
[
←
○
→
]