- ナノ -
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竜の口の端に、何か冷たいものが落ちてきた。そっと舐める。葉から流れた朝露だった。生きたいと願う気持ちが雫の形をとったかのように透き通り、どこか膨よかな甘みを感じた。
穏やかな風が吹いている。ゆっくりと身を起こす竜を、動物たちが木々の間から見ていた。
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