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 随分、傷だらけになったな。旧知の飛竜からかつてそう言われたことを、ふと自分の鱗を見た竜は思い出した。水浴びをしたり、時には人に手入れしてもらったりしてきた。しかし、日々を過ごしていくなかで決して消えない傷も鱗に刻まれていったのだ。
 なにやら、竜にはそれが、生きてきた証左に思えた。


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