- ナノ -


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 やや燻んだ色をしてはいるものの、葉を落とさず生き生きと茂らせた木々の間から、日差しが竜の背と翼を撫でる。その暖かさに、竜は再び目を閉じた。
 前にも、誰かとこうしていたことがある気がする。時の向こう側からやってくるぬくもりを、感じた。
 太陽はゆっくりと傾く。少しでも長く、竜をその光で包もうとするように。


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