- ナノ -
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鳥の声が辺り一帯に響いた。それは竜の意識を目覚めさせるためのもののような、呼びかけるもののような、そんな声だった。大丈夫、生きている。竜は小さく言葉を返す。
頭の中に、次々と響いては消えた。いつか空で聞いた、渡り鳥の声……山で聞いた、獲物を狙う鳥の声……人の街で聞いた、海鳥の声……。
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