- ナノ -
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きっとこれが最後の飛翔。そんなときどう思うだろうってずっと考えてきたけれど、とその飛龍は言った。実際そうなってみると、悲しみも喜びもすっと溶けて消えちゃったみたい。いますごく、生きてきたなかでいちばん、透明って感じ。
満ち足りた笑みを浮かべて、飛竜は遥か蒼天に翔け上がった。竜はその姿を、じっと見守っていた。
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