- ナノ -
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地平の彼方まで遮るものなど何ひとつない大地を赤く染めあげ、太陽が昇る。竜の背の上で、彼はほう、とため息をもらして言った。夢にまで見た……いや、夢でさえ見られなかったほどの美しい光景だ。ありがとう。
竜に乗り、空から日の出を見ることは、彼の長らくの望みであった。竜は前を見たまま頷く。新しい日々が、ここから始まる。
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