- ナノ -
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その年の終わりに、感謝の気持ちを形にして贈り物をしあうという街があった。ドラゴンさんにも何かプレゼントしたいんだけど。少女がはにかみながら言う。やっぱり、おいしいものがいい? 竜は頭を振って答えた。いや。一緒に空を飛びたい。少女の顔がみるみる輝いた。
それから少女は一生懸命に竜乗りを練習して、贈り物の季節には竜と空を飛ぶことができた。小雪の舞う街は、まるで粉砂糖をかけたように美しかった。
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