- ナノ -


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 森の中に、人なら四、五人は並んで通れるくらいの道が続いている。体が大きく、力の強い竜を先導させ、人間たちが拓いた道だ。
 この道は作られてからかなり時間が経っているらしい。両側から木が張り出し、道の外側のものよりも短いが、草もしっかりと生えている。昔、木や草を払いながらここを通った竜は、胸を躍らせていただろうか、それとも。そんなことを考えながら、竜は歩いていく。


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