- ナノ -


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 街をゆくどの竜の鱗も、ぴかぴかに輝いている。思わず目を瞬かせる竜に、通りかかった人間が笑って言う。鱗にやすりをかけて磨くのが、いま流行りでね。手を入れれば、竜の鱗もまるで宝石だよ。君もどう?
 竜は、旅で傷と埃だらけの自分の鱗を見、もう一度街の竜を見て──普通に洗ってくれるところはどこだ、と尋ねた。


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