- ナノ -
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大きな竜は、他の生き物を体でくるっと包んでくれたりもするけど、たまには何かに包まれたいって思うことはないの? と彼女は竜に尋ねた。わたしはある、と竜が答える。そんなとき、葉が落ちる季節なら──。
赤や黄の葉がこんもり降り積もった木立で、もふっ、と葉に体を埋めて目を閉じた竜。なるほどね、と彼女は微笑んだ。
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