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作れ! 味噌汁! そのに
2017/02/19 16:51

さて、今日も今日とて味噌汁を作ってひとりあったまっていた私ですが、
みなさん、味噌は、何味噌派でしょう?
白味噌、赤味噌、それぞれによいところがありますよね。

まずは白味噌選手。
やはりなんといっても、「素材の味が引き立つ」、これに限るんじゃないでしょうか。
味噌の豊かなうまみは残しつつ、しかし、自身の存在を主張しすぎない。
味噌そのものはやさしいあじわいなので、しっかりした味を持つ具とあわせても、
その味がかききえたりしません。
むしろ、白味噌のやさしいうまみとほんのりした甘さに包まれて、
具もしっかり生きてくるような感じがします。
汁じたいの色も、どこかこころの休まるような、落ちついた白いろの魅力がありますよね。
白ねぎや、さつまいもなんかもよく合う。

続きまして赤味噌選手。
赤味噌といえば「味噌自体の味が濃厚」、この堂々たる素晴らしさ。
口にふくんだとたん、ぶわっと広がっていく、芳醇な味噌の香りと味。これぞまさに味噌。
味噌じたいの持つうまみと深みを存分に味わい尽くしたいのならやっぱり赤味噌だなあ、という気がします。
白味噌に甘みがあるのに比べて、塩味が強く、「しっかりと食べたなあ」という感じになって、すっからかんのおなかも満足、満足。
いっしょに炊きたてのほかほか白ごはんなんかがあったりすると、それはもう、しあわせですよね。
寒い日にはいっそう身に染み渡る味です。汁の色も、赤みがかかった濃い色で、よりあたたかな印象。
さらに、よく熟成させるため、白味噌より栄養価が高いらしいのです。
具としては、私なら、味噌の味を活かしたいので、豆腐やわかめを少量入れる、くらいにします。

両者、激しい接戦を繰り広げ、一歩もゆずる気配を見せません。
これは甲乙付けがたい。
白味噌も赤味噌も、その味を想像しているだけで、私はおなかがぐうっとなりそうになりました。
あらためてお聞きします、みなさんならこの試合、どちらに軍配をあげますか……?


……ちなみに、私は、その、はい、合わせ味噌派です。
ついどちらにも軍配をあげてしまいました。
ほら、合わせ味噌って、文武両道ならぬ、「白赤両道」ですもの、うん、うん。
さらに実家の母の味が合わせ味噌の味噌汁だったもので、からだになじむ、というか、なんとなく、ほっとする、というか……

しかし最近、合わせ味噌にも「より白味噌に近い」ものと「より赤味噌に近い」ものがあると気がついて……

次はどの味噌を試してみようかな、と、スーパーの味噌コーナーをうろうろするひらいしんでありました。ううむ、深いぞ味噌の道。


それでは今回はこのあたりで。


管理人 ひらい しん






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