おぼえがき
2016/07/02 12:12
きっと私にとって、
「読むこと」
「書くこと」
「旅をすること」
「学ぶこと」
これらは……食事をするように、眠るように、息をするように、
大切なことであって。
元気が出ないときも、気力が湧かないときも、
元気が出ないからといって、気力が湧かないからといって、
「やらなくていいもの」ではないのだとわかりつつあります。
食欲がないからといって何も食べなければ、ますます力は出なくなります。
寝たくなくても、眠れなくても、睡眠をとらなければ体がもちません。
息をとめれば、死んでしまいます。
それと同じことです。
もちろんとても「好きなこと」なのですが、
ただ単に「好き」というフィールドを越えて、
それは私自身の、もっと根源的なところにある。
どうしてぐったりしているのだろう。
どうして何もする気になれないのだろう。
もちろん、いろいろな原因があります。
疲れがたまっていたり、プレッシャーを受けていたり、ストレスに耐え切れそうになくなっていたり。
けれども、そんなとき、いつでも共通していることがある。
本にさわってもいない。
書き物をしていない。
ずっと旅に出ていない。
学ぶことをやめている。
意識しなくてもできているときは、それでいい。
しかし、そうでないときには、
自分に言い聞かせてでも、やらなくてはならない。
それが私を、他でもない私自身にしてくれていると、わかってきたから。
きっと、ひとそれぞれ、みんな持っている。
そのひとを、他でもないそのひと自身にしてくれるもの。
見つけたら、けっして手放してはだめです。
どんなときにも、しっかりと携えていてください。
ぜったいに。
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