▽嵐の予感
AM.07:30
私は、いつも通り登校していた。友達なんていない、いやいらない
だって必要ないもの…友達なんてただグループを作ってわいわい騒いで、邪魔になったら容赦なく相手を引きずり下ろす関係、だと私は思う…
そうゆう子を私は何人も見た… 苛められ、貶され、辱しめをうけ
そんなの真っ平ごめん
だから私は孤独を選んだ…
「助けてえぇえー!」
後ろから声が聞こえ振り返れば犬に追いかけられてる、あれは…沢田綱吉…?
「ひいいぃぃ!」
さすがダメツナと言われてるだけはある…
「っ待て!」
そういってやれば犬はピタリととまり、その場に座って尻尾を振り始める
「え…」
立ち尽くしている沢田を後目に私は犬に近づき撫でていった
「もうお帰り」
そういえば犬はワンと一鳴きして来た方へ帰っていった
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