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なまえは保健室のベッド上に、制服のブラウスの胸元をはだけて仰向けに横たわっていた。
その白い喉元から胸の谷間へと丸いチョコレートの粒が転がり落ちていく。
ちょうど二つの膨らみの間に挟まる形で止まったそれを、蛇を思わせる男の長く赤い舌先が舐め上げるようにして掬い取った。

その舌が、今度は盛り上がった乳房の白いレースの下着から露出している部分を舐め回し始めると、なまえはくすぐったそうに笑いながら男の銀髪を軽く引っ張った。

「あん……ダメですよ、光秀先生。こんなとこでしたら、誰かに見られちゃう」

「それが意外と見つからないものなのですよ。時間とタイミングさえ良ければね。この前も竹中君がお楽しみでした」

「えええっ!? あの生徒会副会長の? あの竹中君が?」

「ええ、潔癖そうな顔をしていますが、なかなかどうして、若者らしく元気で激しかったですよ」

「いやんっ、是非詳しく聞かせて下さい!」

「フフフ…貴女も好きですねえ…」

頬を紅潮させてキラキラと瞳を輝かせるなまえに含み笑い、光秀は半兵衛の股間の関節剣が大暴れだった様子を詳しく語って聞かせた。

「でも、先生はどうやってそれを見たんですか? 竹中君って勘が鋭くて盗み聞きなんて出来なさそうなのに」

「実はこの保健室には個人的に防犯カメラを仕掛けてありましてね。それでじっくりと」

「それ防犯じゃなくて盗撮。でもイイ。そんな先生が好き」

なまえはケースの中に入っていた残りのチョコレートを自分の身体に滑り落とすと、革製のチョーカーが巻かれた光秀の首に腕を回して引き寄せた。

「さあ、どうぞ召し上がれ」

「いただきます」

「やん…そこ、チョコレートじゃないですよぉ」



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