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スネイプ教授に魔法薬を飲ませる夢を見た。
何の魔法薬だったかは覚えていない。
でも、料理に混ぜて食べさせようとしていたことだけはよく覚えている。
何故そんな夢を見てしまったのだろう。

「マユ、あなた疲れてるのよ」

「そう…そうね、そうかもしれない」

ハーマイオニーに話したらいたく心配されてしまった。
疲れているのは本当だったので、彼女の優しさが心にしみいるようだ。

それでも私の心は晴れない。
何故なら、これからそのスネイプ教授のところに行かなければならないからだ。
提出したレポートにミスがあったとかで呼び出されたのである。

憂鬱で仕方なかったが、渋々ハーマイオニーと別れて地下室へと向かう。
どうして私だけ、と文句を言いたくなるのを我慢して、スネイプ教授の部屋のドアをノックした。

「入りたまえ」

室内に入ると、スネイプ教授は執務机でレポートを採点している最中だった。

「そこに君のレポートが置いてある。ラインを引いたところを書き直して提出するように」

「はい、先生」

言われた通りにテーブルの前の椅子に座り、レポートに目を通す。
アンダーラインが引かれていたので修正箇所はすぐにわかった。
羽根ペンを取り出し、早速書き直しにかかる。

暫くは羽根ペンを走らせる微かな音だけが響いていた。

「飲みたまえ」

ふっと陰がさしたと思ったら、テーブルにティーカップが置かれていた。
湯気が立つカップからはえもいわれぬ良い香りが漂っている。
普通の紅茶ではなさそうだ。
こんな良い匂いは嗅いだことがない。

「さあ」

「はい、いただきます」

スネイプ教授に促されるままカップに口をつける。
良い匂い。
それに甘くて美味しい。

「…ん?」

あれ、と思った時には既に異変は起こっていた。
頭がぼんやりしてくる。

「どうかしたかね?」

「せんせい…」

スネイプ教授を見ると、お腹の奥がきゅんと疼いた。

教授が顔を寄せてきたので、反射的に目を閉じる。
唇に柔らかい感触。

スネイプ教授にキスをされているのだとわかり、私は教授の首に腕を回して夢中でそれに応えた。

「ふ…ん、ん、ちゅぅ…」

身体が燃えるように熱い。
何より、足の付け根の秘めた場所が濡れてくるのがはっきりとわかった。
先生が欲しくて堪らない。

「せんせい、はやくぅ…」

待ちきれないと言わんばかりに先生の股間の膨らみを撫であげ、その身体に自分の身体を擦り寄せる。

そんな私を見てスネイプ先生は満足げに笑っていた。

「仕方ありませんな…そこまで言うのならば、可愛がって差し上げよう」


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